VisualStudioでWindowsインストーラ(.msi)を簡単に作成するには、
セットアッププロジェクトで、アプリを配布するインストーラが作成できる。
作成されるインストーラファイルには、アプリケーション、
すべての依存ファイル、レジストリエントリなどの情報、および
インストールのための情報が含まれている。

また、インストールの失敗はロールバックし、
コンピュータはインストール前の状態に戻すことができる。

このセットアッププロジェクトには、「セットアッププロジェクト」と
「Webセットアッププロジェクト」の2種類がある。
双方のプロジェクトの違いは、インストーラの配置先である。
前者は、ファイルをインストール先のコンピュータのファイルシステムに、
後者はファイルをWebサーバーの仮想ディレクトリにインストールする。

さらに「セットアップウィザード」を利用すると、
両方のセットアッププロジェクトはより簡単に作成できる。