tabaco

2010.05.10

その他

私は吸いません。自宅にも灰皿がないのでたばこを吸う友人がきたら、ベランダで吸ってもらって灰は処理してもらっています。が、最近ベランダが風上にあたることがわかったので、外で吸ってもらおうと考えてます。

今年2010年の10月からたばこ税が上がりますが、現在でもたばこは税金の塊のようなものです。

たばこ税内訳(ひと箱300円 20本入りで換算 2009年1月現在)

消費税 14.28円
たばこ税 71.04円
たばこ特別税 16.40円
道府県たばこ税 21.48円
市町村たばこ税 65.96円

全部で税額は、189.16円(63.1%)にのぼります。
JTホームページ
財務省ホームページ
上記、税額に小数点があるのは、たばこ税は1000本単位で課税されているためです。

たばこ税には3つの特徴?があります。

ひとつは、消費税。

消費税が導入される前、たばこ税は「たばこ消費税」という名称でした。それが、消費税導入で、たばこ税と名称を変更し、消費税を別に課税することになりました。
現在その消費税は、
たばこ税、
たばこ特別税
道府県たばこ税
市町村たばこ税
にたばこを売って儲けるJTや販売店の金額をすべてたしたものに5%を乗じています。(2重課税)税金に消費税率をかけて徴収するものは他にもあって、ガソリン税もそのひとつです。

2つ目は、たばこ特別税。

特別税なのです。たばこ税と違うのかと思いますが、これは、旧国鉄の債務返済を行うために創設されました。特別なのです。

3つ目は、一般財源であること。

たばこ税は税収を補うためしばしば増税されます。たばこ税の使い道は国会を通れば何でもつかってよいのです。話題になった道路特定財源のように道路を使用するものが負担するといった「目的がない」のがたばこ税なのです。
増税はよいのですが、吸わない人や吸う人のためにも環境整備に特定して使用できるものにしてほしいと思います。

10月からたばこは値上がりしますが、これを機に禁煙しようという方は、以下のものを参考にしてください。
禁煙成功の経済心理学的研究 – 禁煙に成功するのは忍耐強く、慎重な人 –

この調査で、禁煙をしようとした人の52.8%は5か月後も1本も吸わないそうです。半分の方がやめることができたそう。

そして面白い調査がこれ。

それは目先の10万円と、もらえる確立90%で1年後に15万 どちらを選ぶ?

で、
禁煙成功者の多くは、90%で1年後に15万を選び、
禁煙失敗者の多くは、目先の10万を選んだということだそうです。

忍耐が必要でしょうか・・・、神奈川県民の方はいいものがあります。
かながわ健康財団が主催する、「卒煙塾」です。
卒煙塾
5月末ごろ開催されます。