伝える力

2008.10.02

その他

テレビで、お題目をチームで絵で伝えていき、回答するみたいな伝達ゲームを観ることがあります。

この手の番組は何も考えず観るケースがほとんですが、正解もあれば、全く検討違いの答えの場合もあり、よくよく考えると、日常や仕事でも同様の現象が見受けられることを発見しました。

お客様との打合せに数名で参加し、同じ時間を共有しているにも関わらず、次の日に復習をしてみると結構解釈が違っていたりします。

チームでプロジェクトを進行していると、往々にして行き違い・勘違いが発生します。

このようなことは、職種や立場関係なく、皆さんも普通によくあることだと思います。

こんな時、

何でこんな風に勝手に解釈するんだ!!

なぜきちんとメモらないんだ!!

何を聞いてたんだ、何をうなずいていたんだ!!

等、一方的な憤りの感情がこみ上げてきて爆発していたのですが、そうではなくをグッと我慢し、なぜ正確に伝わらないのかを考えるようになりました。

相手に自分が思い込んでいる勝手な解釈を求めるのではなく、いかに正確に伝えるかという行為を自分がおこなっているかに焦点をあてるようにしています。

そうすると、抽象的な言い回しや細かいところは自分で感じとってくれ的な表現を、案外していることに気づきます。

まず相手に対してうんぬん思う前に、自分が相手に対して物事をきちんと伝えているか、

また相手は何を伝えようとしているのか、正確に理解しようとする気持ち、

やはり自分が一番肝心であることがわかります。

良いコミュニケーションとは、双方の思いや考えを双方がきちんと理解しあうことですが、それが自然に出来るよう、自分もスタッフも常に心がけたいものです。