Power BI Desktop

2021.04.12

システム

マイクロソフト社のBIツールであるPower BI Desktop(以下PBD)が2021/3/3からWindows10ユーザに無償提供されました。
ダウンロードと詳細確認は以下参照。
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/desktop/
PBDは図表(レポート)を作成する無料ツールで、各種データを多彩なグラフやドリルダウン形式で可視化/分析することができます。
簡単に言えば図表(レポート)作成に特化したExcelのようなもので、Excelをよく使用される方ならさほどの追加知識がなくても十分利用出来ると思います。
PBDをインストールさえすれば図表(レポート)の参照が可能で、図表(レポート)の元データはPBDのファイルに直接保存するか都度取得するかを選択できますので、ファイル共有すれば無料で簡易はBI運用を実現できます。
ただ、基幹システムのDB(オラクル、SQL等)から図表(レポート)対象となるデータを取得することが大前提となるので、情報システム部門やベンダーの協力は不可欠でしょう。
また、ブラウザ上やスマホ等のモバイル端末で参照するには、有償のPower BI (以下PB)が必要となります。
PBもPro、Premiumとサービスが分かれ、機能・料金も異なっています。
以前紹介したPower Automate Desktop、Power Automateと同様に、PBはノンプラミング/ローコードでユーザがアプリ開発やプロセス自動化を行えるマイクロソフトのaPaaS(アプリケーションプラットフォーム・アズ・ア・サービス)であるPower Platformを構成するサービスの1つで、PBDはPBの一部機能の位置づけとなっています。
大変ややこしいのですが、この辺のライセンス体系は改めてご紹介出来ればと思います。
いずれにせよ、先ずはPower BI Desktopをお試しください。