抗原検査キットの種類と精度

2022.08.05

その他

第7波の今、抗原検査キットの入手すら困難な状況となってしまいました。
ただせっかく入手した抗原検査キットも種類によって精度が大きく異なるので注意が必要です。
以下参考としてください。

1.抗原検査キットの種類
研究用と医療用の2種類があります。(私もそうでしたが知らない方がけっこう多い)
ネットやドラッグストアで購入できる検査キットは、大半が研究用で医療用に比べ安価です。
医療用は国が臨床的有効性を認め承認した体外診断用医薬品を指しますが、現状、入手困難で研究用より高価です。

ここで重要なのは、現在国が濃厚接触者の自宅待機期間の短縮要件としてる検査キットは、医療用である点です。
お間違えのないよう気をつけてください。
東京都では都民を対象に医療用抗原検査キットを無償配布しており、1人4回分まで症状有無問わず申込できることを確認しましたので、事前に申し込みした方が無難だと思います。
https://www.tokyo-testkit.jp
また、医療用抗原検査キットの無償配布条件は自治体によって大きく異なりますので、先ずはお住まいの自治体HPを確認してみてください。

2.検査キットの精度
あくまで知人からの情報ですが、研究用では陰性、医療用では陽性となるケースが相応にあり、研究用は総じて精度が劣るとのこと。
最終的にはPCR検査が確実となりますが、抗原検査は原則医療用で検査することが肝要です。
体調がすぐれないなど感染が疑われる時は、医療用で抗原検査、陽性ならかかりつけ医を受診しPCR検査を受けるのが確実ですが、先ずは医療用の抗原検査キットが手元にあることが重要なので、体調問わず早めの入手を強く推奨致します。
というより、全国民に対して国が責任を持ってもっと迅速且つ的確に対応すべきですが、皆さん先ずは自己防衛してください。